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ハリウッド・スキャンダルのcaramelのネタバレレビュー・内容・結末

ハリウッド・スキャンダル(2016年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

昨日観た「幸せのポートレート」にポール・シュナイダーが出ていて、調べていたらこちらも出演作ってことで拝見。
WOWOWで録りっぱなしだったので。

で、観ようとざっと調べてみたら、
ウォーレン・ベイティの監督・脚本作だったんですね!しかもハワード・ヒューズ役まで。
豪華キャスト、中でもアネット・ベニングがなんでこの作品に!?と思ったけど納得(アネットはウォーレン・ベイティの長年のパートナー。)
しかしWOWOWさん、この映画始まる前のCMが"「ラ・ラ・ランド」初放送!"のCMって..遊んだでしょ
(2017年の米アカデミー賞で作品賞のタイトルを間違ったまま読んだ(読まされた)あのおじいちゃんこそがウォーレン・ベイティ。)

言わずと知れた大富豪、ハワード・ヒューズの運転手とヒューズが囲った女優の卵のひとりの切ないラブストーリー..かと思いつつ、そのパートは結構あっさり終わり、ハワード・ヒューズがいかに臆病だったか、とかビジネスの話に割と重点が置かれてて、結局「ハワード・ヒューズがクソジジイすぎ!!」って感じで終わっちゃうのはなんだか物足りない。

序盤は真面目で可憐なマーラがとても可愛くて、リリー・コリンズいいねーって感じなんですが。
でも原題にも通じる彼女の歌がいいですね。「きみはルールに当てはまらない」という。彼女の欲しかった言葉。
でも、彼女は踏み出し間違えちゃったんだなー..一歩を。
真面目、真面目にってなるとこうなるかもねっていう感じですね。
お母さんがとても厳しいだけに。

相手役はハン・ソロことオールデン・エアエンライク。顔が古臭くて、古き良き時代
..にハマるのが彼の魅力ですね。とくに黄金期のハリウッド感。
横顔や映す角度にレオ(レオナルド・ディカプリオ)を感じさせるものもあったりして「アビエイター」の影がちらつくのもちょっと楽しかったです。

しかし全体としてとても地味。
ラブストーリー売りするのは無理があるなぁってくらい、結局ハワード・ヒューズの話だったし中途半端かな。

え、スティーブ・クーガンにエド・ハリス、アレック・ボールドウィンも出てたの?(気づけず)

でもこの内容でキャストクレジットの先頭がヘイリー・ベネットっていうのはいくらなんでも酷すぎませんか?filmarksさん?

WOWOW録画
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