ま

リジェネレーションのまのレビュー・感想・評価

リジェネレーション(2015年製作の映画)
1.9
近所のTSUTAYAでずーっと全作借りられていたのでどんなに面白い作品なんだろうとワクワクしながら鑑賞。
結果良く分からなかった...。
と、言うか多分良く分からない作品を撮ろうと思って撮った作品なんだろうなぁって印象だった。
とにかくスロー。
コレと言った盛り上がりは無く静かにストーリーが展開し静かに終わっていく感じ。
ならあっさりしているのかと言えばそうでもなく。
意味深な雰囲気は濃厚なので見るのに変な集中力がいる。
またシーンの反復や同じ台詞の繰り返しがやたらと多く、囁くようなぞわぞわする喋り方も多いため見ていて居心地が悪くてじわじわ疲れてくる。
100分と短めのハズなのに体感時間は長め。疲れている時には見たくない感じの映画だった笑
予告を見てようやく貧困層が富裕層に人生を売ってるってストーリーが分かったけど余計にこんがらがってしまった...。

多分、今一自分の人生を生ききれずいつもこことは違うより良い場所があるはずだ、そこに行きたいと願っている人々が登場人物なのかな?
貧困も相まってその願望は余計に強くて、そこに突如現れた謎の企業「BRAND NEW U」が新しいあなたになれるという夢をかなえてくれるみたいな。
しかしどんなに新しい自分になろうとも新しい人生を得ようとも誰に妨害されボロボロになろうとも結局は元の自分と同じ要な人を愛してしまう。
合わせ鏡に写る自分の姿の様に沢山の可能性を秘めた新たな人生や新たな自分は量産されるが「より良い人生」はなかなか手には入らない。
そのフラストレーションがたまった先に漸く元いた場所元いた恋人の大切さを知る。
そこで漸く主人公は全てに終止符を打つため銃を手に取る。
的な内容...なのか...?って思った。
いやでもわっかんないお手上げ。
自分の中で最近見た中では「複製された男」や「笑う分身」が一番脳みそどぅるどぅるになったけどこれもどっこいどっこい。
でも画面は美しい。
ま