Hondaカット

RAW〜少女のめざめ〜のHondaカットのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
4.0
81点。狂った美しきカニバリズム。フランスで鑑賞中に失神者が出たというのも頷けるほど、かなりの精神的なグロさ、血まみれ満載の人肉食いもの。「倫理を越える瞬間」は映画だと分かって見てもかなりドキドキした。

やってることに加え、ライティング、構図などが素晴らしく、「あ・・・こういう画、見たの人生で初めてだ・・・」ってカットが山ほどあって、非常に満足。お洒落なだけや、決してアートというわけじゃなく、ちゃんとどれも映画的センスあふれる画。シンプルな場面(布団の中で寝る少女、とか)でも、いちいち良い。なので、全く飽きず、ダレもせず。

「少女が大人になる」というのをありとあらゆるメタファーと血まみれで描き、舞台が新歓の獣医学部というのも意地悪この上なし。というか分かりやすい!主演の子の身体を張った演技は心底頑張ったと思うし、魅力的だった。