YasuhitoArai

女性たち/女たちのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

女性たち/女たち(1939年製作の映画)
3.8
ジョージ・キューカー監督作品。
金持ち夫人の集まる美容サロンで、ノーマ・シアラー演じるメアリーの夫が、ジョーン・クロフォード演じる香水売りのクリスタルと不倫しているとの噂が流れ・・・という話。

全編、人も動物も女性しか出ない作品。金持ち夫人達のゴシップ好きが話をドタバタ展開させる。女性達はおしゃべり好きで、ずっと喋っていてうるさいぐらい。
夫に対しての女性としての生き方を主人公は考える。ジョーン・クロフォードは悪役がぴったり。ロザリンド・ラッセルのマジ顔がヤバイ。
脇役陣の演技が上手い。

シェイプアップ体操のカメラアングルが俯瞰だったりして面白い。
愛犬の演技が素晴らしい。
途中カラーで映されるファッションショーのシーンは、時代を感じさせるのと、昔のファッション誌を見てるような感じがして良かった。
YasuhitoArai

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