豪華絢爛な役者陣で贈る、癖の強いキャクター達が織り成すドタバタコメディ映画。総じて《福田雄一》監督✖️《空知英秋》監督のユーモアセンスが見事に融合・炸裂し、忠実に銀魂の世界観を再現しつつ原作にも引けを取らないぐらいのユーモラス溢れる愉快な作品だった。
言わずと知れた超人気漫画『銀魂』を『勇者ヨシヒコ』シリーズや、最近では『50回目のファーストキス』でお馴染み《福田雄一》監督が実写映画化。
勿論内容は薄っぺらいが、その超脱力感こそが本作の魅力である。原作がそうであるように実写版も同じく、従来の映画の枠を越えて他作品を弄りまくるという《空知英秋》節が炸裂していた。エンタメ作品としては他に類を見ない文句無しの花丸の作品である。
世間の評価を見てみても、原作の雰囲気を崩すこと無くそのまま実写に投影されているらしく、 Fanからしてみても批判や批評は少ないらしい。寧ろ原作より面白いという声を多く聞く辺り、監督のセンスが伺える。
キャラクターに関しては近々投稿の『銀魂2』のレビューに記載予定。
