Dumbo

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring YearsのDumboのレビュー・感想・評価

4.0
こちらも1月に録画してたのを
ずっとHDDに放置してた作品💦
先日、同じロン・ハワード監督の
『パヴァロッティ 太陽のテノール』
を観て、録画してた事を思い出しました。

構成はパヴァロッティと同じく、
当時の映像、写真、音声
そして関係者のインタビューで作られている
ドキュメンタリー。

ビートルズ世代じゃないけど、
中学生の時に
FMでやってたビートルズ特集でハマり、
毎週(毎日⁇昔過ぎて忘れた💦)
カセットテープに録音して
その後それを毎日聴いてた。
わりと簡単な英語の歌詞なので、
耳で英語を聴く練習にもなってた気がする。

この作品では、次々とビートルズの曲が流れ、
ライブ映像もあるので、
ビートルズ好きにはたまらない映画だと思う。
私はほとんど曲は知ってるけど、
すごいファンというわけではなく、
すごく人気だったことや、
だいたいの彼らの成功のストーリーは
知っていたので、
かえってあまり感動はしなかったかな…

それにしても、
歌が聴こえないほどの歓声と、
女の子が次々と失神するほどの人気、
収容人数が少ない会場でライブをすると、
外に何万人というファンが押しかけてしまうからという理由で、
マドリードの闘牛場や、
アメリカのスタジアムや
日本での武道館などで、
初めてのロックコンサートをした4人は
そりゃ、歴史に残って当然ですね。
今の日本のアーティストの成功の象徴である
“武道館ライブ”を
最初にやったのはビートルズなんですから!
当時は今みたいないい機材も無くて、
それこそイヤモニも無いから、
自分の歌う声も
歓声で聞こえなかったんだろうな…
音が聞こえないから、
お互いの身体の動きを見て、
それに合わせて演奏してたってすごいな。

そんなに人気者でも、
勲章を貰っても、
人々の期待や、マスコミの批判、
多忙な毎日に、
次第に疲れていく。
『ヘルプ』はジョンの自伝的な歌だったんだ…

でも、それでもやめなかったのは、
4人とも音楽が好きだったんだな。
あんなに多忙な中で、
あんなに素敵な楽曲をたくさん作ったのは
やっぱり天才以外の何ものでもないと思う。


ウーピー・ゴールドバーグのインタビューが、
私は一番印象に残った。
本当に嬉しそうにビートルズを語る彼女は、
もうめちゃくちゃチャーミングで、
ビートルズが大好きなんだなぁと。
そんなウーピーが
ますます私は好きになった。
ウーピーの映画じゃないのに💦
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