ねむ

ぼくと魔法の言葉たちのねむのレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
3.7
ドキュメンタリーだと知らなくて観始めたので最初は面食らった。

本人や家族が、自分に起きたことを受け止めるのにどんな様々なことがあっただろうかと思う。
話して説明してくれてる以上の色んなことを思う。

誰でも大人になることや未来が怖いと思う瞬間があるような気がする。
『もっと挫折が必要だ。でも以前ほどそれを恐れていない気がする』という言葉にハッとする。

挫折や失敗をしないように、出来れば…と慎重になることも多い日々。
痛みの先に見えたものを 自分も言葉に出来たら良いな。伝えられたら良いな。

いくつになっても、誰でも、中々踏み出せないことや新しく始めることがあるよねってつくづく思った。

追記
自分とは違う形で世界と繋がっている人が沢山いて、その人から見えるものはこういう感じ、感じるものはこんなイメージ、みたいなことを1つでも多く知りたい。

自分が知っている僅かなことで世界が出来ているんではないし、全く想像もつかない住人がいるってことを素敵に驚くことが出来たなら。
ねむ

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