saya

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのsayaのレビュー・感想・評価

3.8
またこんな後味の悪い作品を観てしまった…

出演人物みんながみんな全員キモチワルイし、父親のスティーブンにさえ同情が出来なかったです。

棒読みのようなセリフ。
弦楽器をギィギィ言わせたみたいな不快で不安になるBGM。

マーティンって何だったんだろう、
起きた現象は何故、どうやって…考えても分からないし答えも与えられない。
とにかくバリーコーガンの演技が怖過ぎる。

独特な画作りをしていて、ちょっとキューブリックのシャイニングを思わせるようなカメラワークも印象的でした。
引きで写すような構図はそれこそ「あなたたちの事を見てますからネ!」っていう第三者だか神様だか分からない何かの存在を感じさせるようで怖い。

最後はまあ、それしかないよねって感じで。
ただあの結果ももしかして偶然ではなかったんじゃないかとか深読みしてしまう恐ろしい作品でした。

・本当はパパと同じ心臓外科医になりたかったんだ。
・あんたが死んだらその音楽プレイヤーちょうだいね。
・私たちならまた子供を作れるわ。
・全身麻酔プレイがお好き。
・パスタの食べ方汚い選手権堂々の1位。

ボブ役のサニースリッチくん、mid90sに出てたけど今作はもっと小さい頃でめちゃくちゃかわいかったです(^^)
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