けんくり

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのけんくりのレビュー・感想・評価

4.0
平等か不平等か、ルールに則った悪夢の采配。

正直理解はできないし、したくもないけど、この監督が作り出す「箱庭」感は妙に癖になってしまう・・。
「ロブスター」もそうだけど、独自なルールに則った閉ざされた空間がそこにはあって、ひたすら不吉で不穏なのだが、ハッとするほど美しくもあり、そしてあまりにも芸術的。

途中でニコール・キッドマンのいうセリフが想像を絶するもので、そこからの狂気的な結末はとんでもないタブーだと思う。
これはいくらなんでも胸糞悪すぎる。。