ヴァンダム

マンハントのヴァンダムのレビュー・感想・評価

マンハント(2018年製作の映画)
3.5
昔のジョン・ウー作品が大好きなので期待してたが予想以上にジョン・ウー節が炸裂してる良い意味でも悪い意味でも。

まず主演のチャン・ハンユーはカッコ良かったスター性はあまりないが本当に強そうな顔をしるし実際強い。弁護士役なのに戦闘能力が異常に高いそれに特に理由がないのがジョン・ウーらしい(笑)

日本側の主演の福山雅治はるろ剣の時に見せたアクションを大きく上回るアクションの数々を体当たりで演じてる少々ガリレオっぽさもあるが良かった

ただストーリーは完全に破綻してる展開の多くがツッコミどころをあげるとキリがないしBGMも良く言えば懐かしく悪く言えば古くさいしアクションもかなり大味で現代が舞台なのにSF展開があるしアクション映画というよりカルト映画ぽいかも。

ただ意外と豪華キャストで斎藤工がちょい役で出ていたり敵役の一人に三元雅芸さんや主人公を助けるホームレス役に倉田保昭さんなどアクション映画好きなら反応するキャストも良い!

女殺し屋コンビの一人がジョン・ウーの娘さんでビックリした!アクションも凄い良かったし娘さん凄い良いキャラしてたよ。

アクションはジョン・ウーのアクセルが全開で中盤のガンアクションとクライマックスのアクションは久しぶりにジョン・ウーらしい荒々しいアクションでこれをスクリーンで観れただけでも元は取れた。

主演のチャン・ハンユーと福山のコンビは完全にBLだし相変わらず二丁拳銃での撃ち合い何がなんでも鳩を飛ばすジョン・ウーには呆れつつもやっぱり嬉しいと感じてしまう俺はやっぱりジョン・ウーが嫌いになれないのだろう。

色々破綻してるし一人に対して何発も撃ち込むガンアクションが古くさかったりもするがそれがジョン・ウーらしさでジョン・ウーの良さでもあるので彼の映画が好きなら観ても良いと思うがオススメはしにくいかも。
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