このレビューはネタバレを含みます
サスペンスのエンターテイメントとしては、すごく面白かった。
犯人がはじめに分かってて真犯人が出てきて、最初の犯人が実は何々とつながってて。
と展開も次々とあって見てて飽きることもなく楽しめた。
日本の映画は銃で簡単に殺してしまわないところがハラハラさせるのを上手く引っ張れてるし、日本の法律とも絡んでるので面白い。
韓国版が原作らしいのでそちらも今後みてみたい。法律がストーリーとしての重要な役割を占めるので、表現やアレンジが興味が湧いてきた。
映像としては過去の回想するストーリーの部分はカラーグレーディングやノイズなどこだわりがある感じでノスタルジーさと気味の悪さを表現しててすごく良かった。
ただ、現代として話が進む時の色味が黄色により過ぎてて、過去の部分との切り分けがいまいちというか、すこし見にくくなっていた。とくに昼のストーリー展開では黄色が強すぎて気持ち悪かった。
ただ、夜や最後の方の地下のシーンとかはとても綺麗だったので見てて感動した。
演者の方々はみんなキャラクターははっきり活きててわかりやすく見やすくとてもよかった。
気味の悪い感じや微妙なニュアンスも伝わってきたのでとてものめり込む事が出来てよかった。
