コーディー

あゝ、荒野 前篇のコーディーのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)
4.3
好評の波に押されて観てきました〜

すんごい熱のこもったイイ映画でした。それぞれ心に傷を抱え、もがきながらも吐き出す術は対照的。それでもボクシングに出会い何かが通じ合う。そんな二人が怒りも哀しみも全部拳に乗っけてリングで吠える。菅田将暉の煮え滾るギラギラがホントに美しいしやっぱこの人はメジャーからインディーズまでスクリーンに映えるイイ男だね。最近ちょっと飽きてきたな〜とか勝手にあったけど、すんませんw最高でした!
ヤン・イクチュンも〝息もできない〟以来やったけどナイフみたく尖った印象が久々に見てだいぶイメージと違う役柄で新鮮でした。この異色なダブル主演がそれぞれに違う輝きを放ってました。

どん底から這い上がる王道展開に加え、ちょい未来の話ってことで様々な社会問題に切り込んだり、生死を絡めたクセのあるパートもあったりと157分という長さやけど単調さはなく飽きない。やや詰め込み過ぎな気もするけどなかなかに生いのも好み。
もちろんボクシングシーンも熱くて菅田将暉のカラダと言いフットワークと言いボクサーなんですよね〜そしてこれまた美しい!

前篇なのでいろんな要素が触り程度の見せ方ってのはあるけど大きく動くであろう後篇が楽しみで仕方ない。てか後篇予告は反則級、本編より泣けたwそしてガチャガチャしてないキャストがイイね〜w高橋和也のチャラさややっぱり荒いでんでんも笑えるし〜

とりあえず評判の良さも納得の大好きなやつでした〜後篇は速攻観に行きます!