パリ14区ダゲール通りが舞台のドキュメンタリー。
そこにその時代の生活があって、派手な演出もないのに映画になるのがすごい。
物を売る人たちと買いに来る人。
淡々とした日常。
名前や出身地、パリに来た年を自己紹介して、夫婦のなれそめやよく見る夢なんかを話し出したらもうそれは物語になる。
途中のマジックショーの挿入した編集が素晴らしい。ポスターのデザインが煽り過ぎだけど最後の方は盛り上がってきた。
香水も自分の選んだボトルに欲しい香りを入れてもらい、パンもお肉も今日食べる分を買う。すごくどうでもいいようなことだけどじっーと見てしまう。
わたしもスーパーより市場や専門店での買い物が好き。