ひとりの小学生が同級生5人の目の前で“ひきこさん”に襲われ、行方不明となった。
その10年後、目撃していた同級生たちが次々に消えていき、彼らの担任だった久野瑞穂は調査に乗り出すが…。
いじめと虐待を受けてひきこもりになり、その恨みから小学生を襲うという都市伝説のひとつ、「ひきこさん」を描いた第2弾。
ひきこさんのビジュアルは冒頭からグッド。
何も前触れもなく登場するひきこさんのビジュアルは前作より力が入っていたと思います。
カエルをムシャムシャするシーンは今までにないし、昼間にバケモンと格闘するシーンはある意味斬新。
昔のことを思い出したら襲われるという恐怖感の煽り方は防ぎようが無く、『エルム街の悪夢』みたいで良かった。
ただ、ストーリーは最初の方は怪談的な恐さがあるが、話が進むにつれ昼間のシーンが多くなっていくせいで怖さ半減。
そして何より、キャストの演技が素人級で萎える。
特に中年のオッサン3人。
その辺で適当に捕まえたド素人じゃないのかと思うほど。
このテの映画で演技力がどうのと言いたくないが、ここまでしょぼいと泣けてしまう。
あと、ひきこさんの犠牲者は行方不明になる場合と、死体が見つかる場合があるけど、なんでだろう?
オチもこれと言って深い意味もないし、なんだかなぁ。