Jay-Z 、アリシア・キーズによるEmpire State Of Mind から始まるオープニングが好きです。ピンクとグリーンに彩られる公園、ブルーに覆われた晴天下の空とマンハッタン。アニメーションが美しいです。
歌の「New York〜」のとこでテンション上がります。制作者さすがわかってるな〜って感じ。もうフルで聴きたい。
さて今作もペット達はハチャメチャに暴れます。トイストーリーのオモチャ達も、人間の影でかなり無茶なことしてたけど、ペット達はオモチャのように、だるまさんころんだ方式の「ステルス」を意識する必要がないせいか、ちょっと好き放題やりすぎかもね（笑）
お話としては、マックスの飼い主、ケイティが結婚して子どもが生まれます。名前はリアム。リアムとマックス達は打ち解けるが、マックスはリアムを大切にするがあまり、リアムを危険から遠ざけたい。まるで保護者のように。
ウサギのスノーボールは、拾われてからというもの、飼い主の影響からか、アウトローだった前作とはうって変わってヒーローに憧れてる。まあ、ペット生活をエンジョイしてるようでなにより。そんな彼の元に、デイジーと名乗るシーズー犬が現れる。彼女は、サーカス団に捕らわれたあるホワイトタイガーを助けてほしいと持ちかけるが…
ギジェット、猫に扮するの巻。旅行中であるマックスの留守中に、彼からの預かりものをうっかり凶暴な猫達の住処に落としてしまった彼女。猫達から大切な預かりものを取り戻すため、彼女は危険を冒しながらも、猫に扮装して彼らの住処に侵入する。
マックス、スノーボール、ギジェットそれぞれの独立したストーリーが進行します。最終的にはストーリーが一本線につながり、ペット達が共闘するのは燃えますね。終盤のアクションシーンも、前作より迫力があって面白い。
ストーリー的に、人間の子どもであるリアムが中心になるかと思いきやそんなことはなく、あくまでメインはペット達ですね。そしてマックスの成長物語が主軸でもあります。
感動という点では、やはりピクサーとかに劣るとは思うんだけど、キャラは断然好きです。終始飽きることなく鑑賞できたのは、やっぱキャラクターの魅力によるところが大きいのかな。動いてるだけでもう可愛い。なんだろう、映画とかじゃなくてアニメのシリーズ物とかでやってほしい感じ。いろんなキャラに焦点を当てた話が観てみたい。
全体的に音楽のチョイスが好きです。唐突にラップとか入れてくるのも、やっぱミニオンの制作会社だなって思う（笑）
