Blake1757

レッド・スパローのBlake1757のレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
2.5
ツイッターのタイムラインで見かけて、(良い意味で)能天気な「お色気スパイアクション」かと思って見始めたら全然違った。
登場人物が多いのと、アメリカとロシアの諜報組織が鎬を削るお話なのにロシア側同士も英語で会話してて、そのため人間関係の構図が非常に分かり難く、いちいちそれを確認しながら筋を追うことに脳のリソースを使わざるを得ず、本来の「映画」が楽しめなかった(英語のネイティブ話者ならアメリカ英語とロシア語訛りの英語で区別できるのか?)。
途中でシャーロット・ランプリングが出てきて、そこはさすがの千両役者の貫禄でちょっと嬉しかったが、上記の理由で、全体的には僕には今ひとつの映画だった。
それと、重要な役どころである「ワーニャ叔父さん」役のマティアス・スーナールツは見た目をプーチン大統領にだいぶ似せてたように思うが、あれは意図的なのだろうな。
Blake1757

Blake1757