冷戦下に蔓延る諜報活動の暗躍、を此処まで見事に、また厳かに描き出し
真と嘘の境目をなぞり切っていた。
少々、長尺で長い目で観ていないと続かないのかもしれないが
これがまた言い得て妙な尺加減。
現実味のある諜報活動を描こうとするならばといった感じ。
何処まで突き詰めれば、此処までドミニカ演じるジェニファー・ローレンスの心の拠り所に真偽を醸し出せるのか。
ハマり役でもあり、凛々しく放つその役所の真意は神様のみぞ知るところ。
珈琲片手にゆったりと、また甘味を携えて脳を動かしながら見てほしいと思いました。