太田祥世

レッド・スパローの太田祥世のレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
4.3
【国のために色を売る。そんな女性がラストに可憐に勝つ様を観たい人へ】
夢の舞台を断たれた屈辱が生んだ。。。惨劇。
でも、愛する家族がいる。捕まるわけにはいかない。

そこにつけこんでくる「色を売る」という国家の仕事。

「欲望が満たされていないところを埋めて、相手の懐に入れ」

そう。
国からしたら。この身体も道具にすぎない。
道具。道具として諦めたら。どんなに楽か。

でも。。。
そんな道具でも。全てをまくることができる。

命がかかりすぎて。観てて怖かった。
でも。この勝ち方は爽快感。


*ジェニファーローレンスの体当たりが見える濡場と拷問*
もともと、目力がすごいから。
表情に出なくても。目が全てを語ってた。

逆に、無表情だから。男性は惹かれるのか。

語らないのに。すごく考えている。
明らかに弱者の立場で。
未知の展開に。その場で生きるって。
相当な度胸だと思う。

拷問もきつかった。
銃を突き付けれられても嘘を通すって。

お芝居の世界とわかっててもきつい。。。
太田祥世

太田祥世