友罪の太田祥世のレビュー・感想・評価

大きな、重い
十字架を背負って生きる者がいる。

その十字架を
降ろしていいと言ってくれる人はいない。

なぜなら自分で殺めたのだから。


ずっと苦しみながら
重い十字架を背負って歩く。


だんだん
十字架を背負い
頭を垂れて生きることにも
慣れてしまう。


それが分かってても
生きたいと思ってしまう。


何処かに
「救い」がある気がして。