太田祥世

女神の見えざる手の太田祥世のレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.6
四面楚歌。
今のわたしにピッタリの言葉だ。

味方すら蹴散らして
我が道をきた。


わたしに向けられてる目は

「こいつは人ではない」とでも言いたげな
怒りに満ちた目と

この聴衆にさらされた無様なカエルを
大義名分をもとに
どう叩き落とそうとニヤつく目と

私が堕ちて行く様を
面白そうに遠くから眺める目と。。

いろいろな目がある。


わたしは明日地震をおこす。

わたしの足元が崩れるのは
時間の問題だけれど

この法の世界全体の床を
わたしは崩しにかかる。


だれも
わたしの真意は知らない。
太田祥世

太田祥世