このレビューはネタバレを含みます
大好きな佐藤信介監督だから期待してたんだけども、全体的にテンポが悪く感じました。
というかそれ以外にも色々言いたいことある。
『BLEACH』に求められてるアクションってきっとこういうんじゃない。うん、絶対違う。
るろうに剣心を目指したのか、素早い殺陣に比重を置きすぎて軽さばかりが目立ってまってる。虚に対してのずっしりした感じか欲しい。
それと、そもそも「虚」の登場回数が少なく存在感が薄くて、人間ドラマが多てアクション少なめな印象になっちゃってますね…。
もっと虚の存在感出してホラー色強めないと、没入感が浅くて現実離れした感じだけが印象に残っちゃう…泣
そのせいで石田雨竜のスカした感とかチャドの浮世離れしちゃってる感、恋次のただのチンピラ感、織姫のただのぶりっ子感…とか観ながら心の中で突っ込んでしまう。
(MIYAVIの化粧が濃すぎてアップで笑ってしまった)
いやー、なんにせよやっぱり福士蒼汰に主演は務まらないよ…。
座長感が足りなさすぎて、彼はその器じゃない。
主人公負けて終わるとかジャンプ的でも映画的でもないし。
今回死神代行編と銘打ってますが、るろうに剣心がヒットしてその路線で二匹目のドジョウを狙ったのかもだけど、コレだと…。
佐藤監督すみません、楽しみたかったのですが残念な感想の方が目立ってしまいました。
