このレビューはネタバレを含みます
ハ・ジョンウ主演、トンネルの崩落事故を題材とした韓国映画。
2時間越えにも関わらず、導入からいきなり物語を動かす脚本には驚き。
先走りすぎなんじゃないのと不安にもなったが、そんなの余計なお世話と言わんばかりに見事な脚本だと思えた。
こんな題材でもやはり政治的な解釈やマスコミ要素が良くも悪くもしゃしゃり出てくる。
終始、主人公を救出することだけに一生懸命になってくれたキム隊長が素晴らしかった。
奥さんは気の毒、救助作業中の死者は切断機を使ってた奴の落ち度だろう、少なくとも。
もともとトンネルを通る時には崩れたらどうしようとネガティブに構えることもしばしば。
作中みたいに苦しみ悶えるくらいなら、一瞬で逝くほうが幸せなのかもね。
ラストはちょっとスッキリした。