北イタリアの片田舎を舞台に一夏の儚い男同士の純烈な恋愛を描いたBL映画の代表作。
2022年102本目。
BL映画、やはり自分がしっかり物語に入り込めないという点においてどちらかと言うと苦手のですが、それを差し引いても画面全体から滲み出る儚さが穏やかな余韻と共に胸を打つ感覚はありました。二十歳前後という人物設定、そしてティモシー・シャラメとアーミー・ハマーというキャスティングと青空広がる北イタリアの片田舎というロケーション、全てがバシッとはまっていました。
この手の映画の中でも特に完成度が高いことはよく分かりました。けどやっぱり完全に感情移入するというのは難しいですね。