綺麗で繊細で官能的な恋愛映画
相手が同性だということに葛藤するのは本人くらいで、周囲があれこれ言う場面がなくてとてもよかった
エリオもオリヴァーも異性と触れ合うシーンが多々あり、彼らの性的指向がグラデーションだということも描かれていて、とても身近に感じられた
映像がとても綺麗で、1カット1カットがポストカードのように美しい
夏の間にしか見ることができないきらめきをたっぷりと味わうことができる
恋愛パートでは互いに心惹かれていく様子が丁寧に描かれていて、エリオから見たオリヴァーの美しさや逞しさなどがしっかりと感じられた
主人公と友人が一生友達と伝え合う場面が印象的だった
エリオとオリヴァーの人物像があまりにも創作キャラクター感が強かったのは、少し違和感を感じた
日本で公開されたら、再度観たいと思う