いくつかエドワード・ヤンの作品を観て「自分には合わないな」って思ってたけど、権利関係の問題で長らく再上映されてこなかったこの作品がデジタルリマスターで復活したことと、ポスタービジュアルとキャッチコピーがあまりにも素晴らしかったこともあり、騙されたつもりで観に行ったら、やっぱり騙された。
作品の感想もこれまで観た作品と同じく「映像は最高、ストーリーは微妙」。記憶に鮮明に焼き付いているシーンがいくつもあるほど映像は素晴らしいんだけど、本筋には関係ないであろうエピソードが多々盛り込まれるせいでストーリーが散漫になった印象。あと登場人物が多く、かつそれぞれの関係性が複雑すぎて、ついていくのに必死だった。死ぬまでにもう1回くらいなら観てもいいかな、レベル。