いののん

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版のいののんのレビュー・感想・評価

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闇がひっそりと、ただそこにある。
闇はただそこにあって、ひっそりと語っている。
大事なことは、きっとひっそりと語られるのだ。
いやたとえ語ってはいなかったとしても、それはやはり語っている。
そんな印象です。
そのなかで点灯する懐中電灯のささやかな光が、切なく苦しい。

この映画を何と言い表したら良いのか、
これ以上の言葉を、自分は持ち合わせていません。
いののん

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