てるたん

女神の見えざる手のてるたんのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.5
銃社会のアメリカで銃の所持賛成派、反対派の対立を描いた作品。ロビー活動で反対派の議員の票を集める主人公。
勝つ為ならどんな手段でも実行する主人公。あまりの徹底ぶりに上司がドン引きしていく。
人を人だと思わない異常性が至る場面で見られる。そんな主人公の周りは一線は越えない、常識の範囲内でとプライドを持って仕事をする人もいて主人公の暴走っぷりが際立っていました。
どこまでも緻密に卑怯な手を使わないと勝負には勝てないのかな?と考えるとあまりハッピーではない終わり方。
法廷で証言をされた主人公は何を想ったんだろう。
世の中の異常と正常の対立が見えてくる映画でした。
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