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エゴン・シーレ 死と乙女のninaのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.2
どんなにクズでもロリコンでも美しい容姿と芸術性という武器があればなんか許せる気がしてくるのすごいよくわかるから、作中のどうしようもない女達に割と共感できる。

ヴァリは途中までいい女だったのに、私は芸術性を認めて結婚や清廉性などは求めない、他の女とは違うのよ!っていうただのアピールであり所詮は他の女たちと同じだったってのがなー。そこまでエゴンを愛していたとも言えるけど。
終始女の女に対する負の感情をこれでもかって描写していて陰鬱になった。

しかしエゴンが恐ろしく美しい。。それだけで価値がある映画。
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