ガブXスカイウォーカー

ボディ・ターゲットのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ボディ・ターゲット(1993年製作の映画)
4.0
脚本がジョー・エスターハス(『フラッシュダンス』、『氷の微笑』など)なので鑑賞。

脱獄囚のサム・ギレン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は逃亡先で農場を経営する若い未亡人クライディー(ロザンナ・アークエット)を悪徳土地開発業者ヘイル(ジョス・アクランド)から守ることになる、と言うどこかで観たようなストーリー(元ネタは西部劇かもしれない)。ジャン=クロード・ヴァン・ダムは悪党退治でお得意のアクションを見せるだけでなく、脱獄囚と未亡人の切ない恋愛で演技もばっちり決めてくれる。

ちょっとわからないのは、ヘイルはちゃんと立ち退き料を払うと言っているのに、地元住民たちは先祖代々の土地だからと言って売らないこと。みんな、生活は裕福じゃないのだから変な意地張ってないで金をもらってどこかよそでやり直せばいいのに、と言うのは無粋か。

今作は最初から最後までフォーマット通りの勧善懲悪物だけど、王道ゆえの感動がある。間違いなく全盛期のジャン=クロード・ヴァン・ダムの良作だ。ファンならば必見であろう。
オマケして4.0。