てるる

剥ぎ取られた山のてるるのレビュー・感想・評価

剥ぎ取られた山(2013年製作の映画)
3.9
ゴールドマインに湧く時代のブラジル。
金塊を掘り当てて一山当てようとする幼馴染2人の運命を描いた実話。

1人は先生をクビになり、身重の妻を残して。
もう1人は幼馴染に付いてきたやんちゃ者。
この違いが2人の行く末を分けることになる。

やんちゃ者のほうが権力に取り憑かれてからはギャング映画みたいになってきて面白かった。
鉱山付近は無法地帯と言えるほど銃撃戦や暗殺が横行。
金を持った者が1番強い。

一見大人しそうなハゲメガネがムカつくけど不気味だったわ…。
主人公の元先生は色々と油断しすぎだわ。
ああいう場所では自分の身は自分で守らないとヤバい。

ブラジル映画らしく、お顔は軒並み濃ゆ~いし、絵面もガチャガチャして泥臭い。
でもそれがこの映画には凄くマッチしてて、どこまで実話か分からんけど見応えあった。
てるる

てるる