韓国ドラマ「シークレット・ガーデン」
で“ヒョンビン”の秘書を演ってた人が犯人役でオマケに性的異常者で違和感しかなかった。
犯人に父親を殺されて復讐する娘の物語。
父親は刑事でタクシーを降りる時に入れ替わりに乗り込んできた犯人に首を切られるのだが気付かずに歩き、途中で気付いて何とか家にたどり着いてこと切れる。
切られたことに気付かないのはあり得ないと思うのが普通だが、あるんですよ、
これが。
随分前になるが、我が家でブルドッグを飼っていたことがある。
彼女は生理の度に情緒不安定になり、噛みつくクセがあった。
ある日、仕事から帰ってドッグフードをあげようと近づいたところをガブッとやられた。手で避けたけど脛を7ヵ所と掌を噛まれた。肉が見える程深く。その時は熱感のみで痛くはなかった。痛みだしたのは翌朝だった。
慌てて総合病院に行ったが何針も縫う怪我で足を引きずって歩くほどだった。
その経験から、刺されたり、切られたりしても体が痛みを認識しないように働くメカニズムが備わっているのだと知った。
映画は、かなりリアルにそれを描いていたわけだ。
私は何でもリアルに描けば良いとは思っていない。そのリアルさは反面グロく、気持ち悪く感じるからだ。
犯人が出所してからの復讐の方法も常軌を逸していて共感は出来なかった。
良くも悪くもこれが韓国映画、「嫌いなら観るな!」と言うスタイルだろう。