織田

退屈な日々にさようならをの織田のレビュー・感想・評価

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)
2.5
じっくりと時間を割いて「好き」とは何かを投げかけてくる今泉監督らしい映画なのだけども、この作品は「好き」の下地に生死を乗っけています。でも湿った雰囲気や悲壮感はあまり無い。

登場人物がたくさん出てくる一方で、行動や思考の原則が「私とあなた」の二者関係にほぼ限定されてるのが印象的。自分にとって大切な人がいる・いたというのは幸せなことですね。

前半部分が長く感じて個人的にはあまり合わなかったです。今泉監督の『mellow』と裏表のような映画。
織田

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