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観覧車のseishirowのレビュー・感想・評価

観覧車(2015年製作の映画)
3.0
U-NEXTの解説を読んでなんだか勘違いしてよくわからないまま終わってしまった。聞く限りタイ語を話してるけど、ミャンマーからの不法入国者親子の話だろうか。国境警備に見つかってタイ国歌を歌えなかったし。。

不法入国者に厳しいのは万国共通ですが、ことタイ・ミャンマー国境ではゴールデントライアングル(ラオスも含む)などと言われて麻薬製造・流通が盛んでした。今でも国境で薬物○○万錠押収とか、銃撃戦で死亡、とかニュースになります。
自分がビザラン目的でチェンマイ→チェンライ→メーサーイ→タチレク(タチレクはミャンマー側で国境がやはり川)と行ったときは途中のバスが国境警備隊に何度も止められました。自分は日本のパスポートがあるので平気だったけど、やっぱりミャンマー人家族と思われる人たちにはとても厳しく、小さな子供のリュックまで中身を全部出させられてました。上に書いたように仕方ないとはいえ、胸が痛む光景でした。そんなことを思い出させた映画でした。タイトルにある観覧車、なんでしょうか、楽しいはずなのに陰鬱な顔してるのは何かを表現してるのか、と考えさせられます。
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