相当よかった。バットマンで『ゾディアック』をやるセンスがまずカッコいいし、画面がずっと色っぽいのが良い。あと低音の作り込みがエグいので、観るなら絶対IMAXとかドルビーナントカっすね。『プリズナーズ』っぽい血湧き肉躍るカーチェイスの音響に、臓器が揺れた。
キャストも絶妙。マニアからしたらかなり盤石で燻し銀な布陣。あの中では周知度高めなコリン・ファレルを特殊メイクで見た目潰しちゃう感じがニクい。
ラスト。徹頭徹尾、完全なる単独作品でイケてたのに、やっぱどうしてもアメコミ映画特有の"ほのめかし"が入ってきちゃうアレだけ、ほんと残念だったけども...。
でもまぁ、カートコバーンの信者としては大満足なグランジ臭漂うスリラー映画でした。ニルヴァーナの使い方が、『キャプテンマーベル』『ブラックウィドウ』に圧勝していて気持ちよかった。
・警察とバットマンの距離感よかった。
・バイク欲しくなった。
・ゾーイクラヴィッツ世界一美人