Antaress

荒野の用心棒のAntaressのレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
4.9
しーびーれーるーーーーー!

ひたすらカッコえええええええ!!

もうオープニングの曲からカッコ良すぎてひとりで悶える。

小娘だった中学時代に(おそらく淀川さんの日曜洋画劇場で)観て以来マカロニウェスタンにハマってからずっと好き。

マエストロ・モリコーネ様の曲がとにかくクールでたまらない。

荒野の用心棒は黒澤明の用心棒のリメイクなのは有名だけど元の用心棒を見たのは実は5、6年前。
その用心棒も勿論めちゃくちゃカッコいい。

荒野の用心棒は『これ元のシチュエーションと同じ』と反芻しながら観るのも楽しい。 

三船敏郎が強風で巻き上げられた砂埃の中からうっそりと現れるシーンに鼻血が出るほど痺れたが、本作では爆発の煙の中からイーストウッドが現れる。うわあああ、カッコええええええ!

ここバック・トゥ・ザ・フューチャーでもオマージュされてるから未見の方は是非観て欲しい。

モリコーネ×イーストウッドのマカロニウェスタン、劇場で上映されているうちに全部観なくては!
明後日からも毎週映画館に通うぞ!

「何故私を助けたの?」
「昔、助けられなかった女が居たんだ」

カッコええええええええ!


切なさとクールさと緊迫感、壮大さ、そして少しのひょうきんさ、全てを盛り込んだモリコーネ様の曲がストーリーを盛り上げる。場面、場面での使い方が絶妙なんだよね。弔いの鐘の様なサウンドもキマってる。

モリコーネ様はやっぱり神。
Antaress

Antaress