付き合っている相手の家に行くのはドキドキするよね〜。
クリスとローズは付き合って5ヶ月(4ヶ月)、
二人は週末を利用してローズの実家に挨拶に行くことになったが、クリスにはある心配事が。
それは自分が黒人、ローズが白人、であること。
モヤモヤとした違和感がずーっと続く作品。
ローズの家族や、その友人の白人はともかく、
使用人の黒人と、偶然出会う"ある黒人"にもその違和感はある。
なんなら、黒人の違和感が方が怖い。
そしてその違和感のタネも怖い。
てか、ホラーだよ。
この違和感と怖さはある種クセになるほど上手くできている。
エンディングが割りと予定調和的ではあったから、ここにもうひと捻りあったら、凄い傑作になっていたかもしれない。
序盤に出てくる黒人は覚えておいた方がいいよ。
ーー以下、本文とは関係ない独り言
しかし…、上記レビューでも日常でもよく使うことは使うけど、
"黒人"だの"白人"だの、色で人を表現する以外に何か適した言葉はないもんかね。
○○系○○人だと長ったるいので実用的ではないし。
とはいえ、どんなものにも「差別だ」と物言いをしたがる人は常にいるし、
どんな言葉も"正解"はないのかな。
もちろん"悪意"は論外として、
受け取る側や社会が「it's ok」の精神で受け止めたり、時には流したりできればいーね。