このレビューはネタバレを含みます
キャストと設定に惹かれるものがあっただけに、
少し残念な印象に終わってしまった。
(予告が秀逸◎)
信之、輔、美花をはじめ、
登場する人物は皆それぞれに歪んでいて。
どんどん道を外れていく感じが
観ていて痛々しかった。
予告からドラマとしての期待値が
勝手に上がっていたこともあり、
内容としては物足りなさを感じてしまった。
“狂気”を前面に押し出したことで
没入感が薄れてしまい、
結果的に物語としても薄い印象に。
節々に挿入される
爆音のテクノミュージックによる演出も
好みが分かれそう。
キャラクターの狂気や
焦燥感を煽る意図なんだろうけど
人によってはかなりストレスに感じるかと。
(ちなみに私は苦手でした…)
2020-090