三木孝浩監督、長編映画10作品目となる「先生!、、、好きになってもいいですか?」を観てきました。
勿論全作品劇場で観てますし、今作は情報解禁から一番楽しみにしていた作品です。
高校生の恋なんて本物かどうか分からない。だけど今思う気持ちを大切にしないと本物の恋にすら出会えないかもしれない。
三木監督の柔らかな映像とmio-sotidoさんの美しい音楽とすずさんと生田さんの空気感が心地良かったです。
序盤はゆるやかなストーリー展開で中盤辺りから動き始めます
人の思いの動向を自然に感じ取れる丁寧な作りで、差し込む柔らかな日差し、緩やかな風という視覚的なものと相まってその世界に引き込まれるのは三木監督作品の一番好きな所です。
先生と生徒という禁断の恋ではあるけれど、人の気持ちは立場に関係なく生まれるものだし、日常の流れの自然な感情の動きを描いているので重々しさがあまりなかった。
いつも学校で見る先生とプライベートで会う先生のギャップにドキッとする事って誰しもあるけど、そんな思いをも思い出させてくれたり。
生田斗真さんと比嘉愛未さんは「僕等がいた」以来の三木作品、高校生役が先生役になって帰ってきて、凄く嬉しかった
そして広瀬すずさん演じる響、もうとにかくとにかくとにかく可愛いかった…。
本当に可愛いかった…。
返事が時々「へっ?」「へぇ」「へい」って聞こえるんだけど、それすら可愛いかった…笑。
まっすぐな性格も穏やかな表情も弓を引く真剣な表情も可愛いかった。
正直言うと映像、音楽、広瀬すずを感じに何回か行きたいです
自分が観る側として全幅の信頼を置いている三木孝浩監督はやっぱり凄いと作品公開の度に感じます