想像していた韓国ノワールとは少し違っていたが全然面白かった
《この男、天使か、悪魔か。》
というよりお前達誰だよ！笑。っていう複数の人物が繰り広げるハラハラの攻防が後半まで続き、全体的に程好く重厚でスリリングでスピード感があってスタイリッシュな作風が個人的に高評価。込められている社会問題もあらすじを見れば何となく
青年マルコに近付く人物の一人「貴公子」
不気味な笑みでマルコに近付く様は本当に不気味でつられて笑。更に軽薄そうなキャラと執拗さとプロとしての凄み。この人物像をキム・ソンホ(の持つビジュアル的なイメージ)が演じているというギャップが物凄く活きている
監督が提案したターミネーター感もなかなか良かった
若干弱めな真相とオチ(+オチ)は好みが分かれるかもだけど自分としては全体的な作りが好みだったので概ね満足
無駄に時間を使ってると思うシーンが所々あってその時間を高揚するカーチェイス、ガンアクションにまわしてくれればもっと良かったかなと
今作で気になってしまったキム・ソンホ。海街チャチャチャちょっと観てみよう
