前作のVFXを担当したフィル・ティペットの初監督作品。
ただし、前作の製作費1億ドルに対し、今回の予算は700万ドル。
本国ではそもそも劇場映画としては製作されてない(日本では劇場公開)。
前作が大コケしたので作ってくれただけありがたいけど、やはりヴァーホーヴェンの不在と予算激減の煽りはもろに喰らってる。
そして低予算の時に使う常套手段といえばワンシチュエーションですよねってことで、惑星間の壮大な話から舞台が前哨基地の立て篭もり映画に。
評価激低なのも納得の出来なんだけど、個人的には嫌いじゃない。
篭城戦大好きでもあるし、予算削減のおかげで良くも悪くも尺も短くなってるし😂
あと新たなバグとかその陰謀、電流?バリバリのバリアとか厨二病心をくすぐられて好き。
前作のキャラが誰1人出てないのは残念だけど、信念の男ダックス大尉が渋い!
誘惑に負けたかと思いきや腕立てなの笑った😂
そんなダックスの最後の扱いへの皮肉と赤ちゃんへかけられる言葉だけは、全力でチープなB級SFに振り切った中ではスターシップ・トゥルーパーズらしさが感じられる。