とにかくマッケンナ・グレイスちゃんの可愛さにつきる。
顔をしかめたり、海老反り脱力したりとにかく可愛い。それでいて秘めたる天才性をしっかりと感じさせる。
周りの子供達とは違うとセリフ無しでもわからせる佇まい。
「アイアムサム」のダコタ・ファニング級の衝撃。
個人的には大好きな「アメイジング スパイダーマン」のマーク・ウェブが自らの領分のジャンルの映画に帰ってきてくれたのは嬉しい。
最近の特にマーベルの若手監督の青田買い的な抜擢は良い所もあるがコケた時に監督生命の致命傷になりかねない。
今作を観て思い出したのは将棋の藤井聡太四段の高校進学問題。
結局進学を決めた決断に対して周りの凡人が天才の才能の開花を邪魔しているという旨の批判があった。
この問題は周りや本人たちでさえ是非を判断出来る事ではなく彼や今作の彼女が人生を終えた時にこそ本人にだけ分かる事なのだろう。
どれだけの天賦の才を持っていようと彼らの人生は1回目なのだから。
確かに数学やりたいと勉強しているメアリーの教科書を取り上げて無理やり外に遊びに行くフランクはどうなのかと思うが。
