YasuhitoArai

いつもの見知らぬ男たちのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

いつもの見知らぬ男たち(1958年製作の映画)
4.1
マリオ・モニチェリ監督作品。
刑務所に入ったコジモから質屋の金庫を盗み出す方法を聞き出し、ヴィットリオ・ガスマン演じるペッぺら男達はそれを実行しようとするが・・・という話。

犯罪の話なのにとても間の抜けていて平和的に楽しめる映画。映画館で皆で笑いながら楽しめた。犯罪は割に合わないから地味な労働をしようというようなメッセージを感じられた。

最初の刑務所の行進のテンポ感からして笑える。イタリア喜劇王トトも出てくるけど、割りとおとなしめ。それよりもコジモ演じるメンモ・カロテヌートのダミ声と乱暴加減が面白かった。
刑務所で馬跳びしているシーン、屋根が照らされるシーンが面白かった。撮影もカメラが動いてよく撮れてる。
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