コーディー

アウトレイジ 最終章のコーディーのレビュー・感想・評価

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)
3.8
面白かったです!
これまでのシリーズに比べるとやや役者の凄みに欠けるかな〜なメンツではあるけどその分、西田敏行の兄貴が5人分ぐらいのパフォーマンスで掻き回してくれてますw

ピエール瀧演じる花菱会の若衆が韓国済州島でヤンチャしちゃってそこから韓国組織&そこに身を寄せる大友、さらには今は小ぢんまりな山王会らを巻き込んでの一大抗争に発展。さらに花菱の内輪揉めやらなかなかシビれるアウトレイジらしいシナリオ満載で全然飽きなかったです。
まあ暴走って言うわりにはビヨンドとかに比べると静かな展開が多かった気もするけどイカツイおじ様方のドッシリと据わった命のやりとりや幹部感にはやっぱシビれました〜

ビヨンドで個人的に最もインパクトあった塩見三省さん、今回は脳出血からの復帰って事で怒号はかなり抑えめで少し寂しいとこはあったけど優しい口調からの時折怒号!はやっぱ最高でしたよ〜

1作目から7年、大友もさらに歳とったけどいつまでも不器用にしか生きられない任侠な男の生き様は暴力の中にも哀愁が漂っててやっぱカッコイイ!ちょっと『ソナチネ』っぽい雰囲気もあったりで最終章に相応しいドラマがあったと思います。でもぜひ4作目も観たいです!