過去作に比べると大友が抗争の外側にいるので、どこか気持ちが乗れないというか、権力争いをしてるのが小狡いジジイ達なので余計にしょうもなく見えて、なんだか魅力がなかった。まあそりゃガンガン死んでるから生き残ってるのはしょうもないやつらばっかって事なんだろうけど、それだったら新キャラでもっとイケイケなやつを出して欲しかったなあ。白竜さんは流石の迫力だったけど、韓国チームは全然攻めてこないから物足りない。いや、そういう話なのはわかるんだけど、全員暴走とか言ってて、全然暴走してないじゃん！
どっちかっていうとソナチネを思い出すような、終わり間際の男の哀しさみたいなものが全編にあって、前作よりも昔のたけし映画に近くなってるのかなあという印象。
なにより今回1番きつかったのは花菱組の内紛がメインになるんですけど、みんなよ関西弁がヘタすぎてもう聞いてるのが辛い。あと塩見さん、ご病気されたあとなので前作ほどの迫力かなくて、マジで大丈夫かと心配してしまった。
