元々舞台劇だったものを映画でもってことで、かなり舞台演劇っぽい雰囲気が強い作品でした。台詞回しもかなり舞台演劇っぽさが強いので普通に観ているとちょっと違和感あるかも。真治（松田龍平）が鳴海（長澤まさみ）の会社を訪れたシーンでの照明の使い方とか、あまり映画ではやらない演出で象徴的でした。
長澤まさみもいいんですけど、出番少ない割に妙な存在感を示した前田敦子が素晴らしいです。他の作品でもそうですけれど、普通の「うまい」とはちょっと違うけれど、独特の味がありますよ、彼女の演技は。
観る前にちょっと事前情報を入れて行ったせいもあってか、東出くんが出てきたシーンでは思わず噴き出しそうになりました。
