やわらか

天使のいる図書館のやわらかのネタバレレビュー・内容・結末

天使のいる図書館(2017年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

奈良の葛城地方を舞台にした物語。小芝風花さん演じるちょっとコミュ障気味の図書館員が、香川京子さん演じる訳ありの来館者との交流を通じて成長していくお話。
 
低予算なんでしょうけど、もう少し見せ場を作れなかったのかなー、主人公の過去とか。例えば「湯を沸かすほど熱い愛」とかみたいに、やりようはあったと思うんですけどね。みんなキャラが薄くて印象に残らない。私は奈良県に親族がいて良く行きますが、もっとドラマにしやすいアクが強い人多いですけどね(笑)
 
基本的に淡々とストーリーが流れていきますが、後半の盛り上げどころで唐突に歌だか音楽だかで盛り上げるシーンがあって、とてもかっこ悪かったのは印象に残っています。
 
たまたま観に行った日が公開初日だったんで、舞台あいさつがあり、小芝さんや香川さん、森本さん、監督を生で見ることができました。それは嬉しかったんですが、トークもグダグダな感じでしたねー。
 
ドローンで撮った葛城の景色と、香川さんの2017年の演技を残せたのがこの作品のいいとこですかねー。
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