ジョセフ・ロージー監督作品。
撮影:アーネスト・ラズロ。助監督:ロバート・アルドリッチ。
ロサンゼルスで連続児童殺人事件が発生。警察が捜査に窮する中、ギャングも犯人逮捕に乗り出し・・・という話。
フリッツ・ラング『M』のアメリカでのリメイク。
冒頭の児童とスーツを着た男のショットからして怖さを感じさせ、犯人自宅での犯人の顔が影で隠れたシーンも良かった。飛んでいく風船と転がるボールという、殺されたことを間接的に表すシーンも怖かった。
高低差を利用した画が面白く、特にブラッドベリービルでの撮影が面白い。エレベーターで上がる人物をカメラも別のエレベーターに乗りながら追いかけるのが良かった。