だいち

ぼくの名前はズッキーニのだいちのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
3.7
お互いで愛を与え合うこと❗

レビューを挙げる方が多くて気になってた作品。アマゾンプライムで配信されているとは。
タイトルのインパクトから奇をてらった作品かと思いきや、全然違った。
父を亡くし、アルコール中毒だった母も失い、同じ境遇、同世代の子どもたちが暮らす施設にやってきたズッキーニのほっこりさせてくれる物語。

どれだけ母に傷つけられても、母を思い、母が自分を呼ぶ時の呼び名を気に入り、徹底して母の味方になるズッキーニ。子どもって、痛みを与えられても、両親のことが大好きな子って多いですよね、見ていていたたまれなくなった。

そして、シモンみたいな兄貴分キャラって重要ですよね。注目を集めたくて、一見イヤなやつなんだけど、憎まれ役を買えるくらい懐の深いキャラだなぁ。成長に期待✨

クレイの質感に、一等身のキャラクターデザイン、CGなのかな、動きはコマ撮りじゃなくて、滑らかになってる。独自のビジュアルを作り上げていて、それが何よりも強い。。!
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