Kuri

夜は短し歩けよ乙女のKuriのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
3.7
原作未読なので、小説がどうなっているのかわからないですが。

脚本はヨーロッパ企画の方なので作品内で演劇が大きな軸になっているのですが、同じく演劇が使われていた"何者"とは異なり、あまり効果的には思えませんでした。というより、演劇が絡んでくるよりも前、序盤から物語がグラグラに感じました。
これは先輩の話なのか、少女の話なのか。どこに軸があるのか?

ただ、それが映画にとってマイナスとは思えなくて、前編で展開される映像のスーパーテンションに押し流されていくように楽しめました。単純に楽しい。

最初にテンション上がったのは、本編前の監督次回作予告。来月も楽しみです。
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