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クルエラのギャスのレビュー・感想・評価

クルエラ(2021年製作の映画)
3.5
安直ながらもアガりにアガる怒涛の選曲に、その曲に乗って現れるクルエラのレベチなカッコ良さ。痛快とはこのこと。
最初の、安全ピンやバッジがびっしりつけられた制服からしてクール。
激しい性格にびびりながらも、やはり魅了される。
ラストに、元祖101匹わんちゃんのオマージュがあるところもニクい。

ネタバレ
それにしてもディズニーの実写映画として、子殺しする母親という存在が出てきたことに少なからず驚いた。毒親というものを真正面から取り上げ、temperの血(遺伝子)を意識させながらもそのつながりへの安易な同情など吹き飛ばして、「親でもダメな人間なら心の底から嫌いになってもいい」「許さなくていい」というメッセージがあった。これにホッとする子どもはいるんじゃないだろうか。

ちなみに、南米産の蛾、つまり黄金のビーズはこれ。
https://www.mirainoshitenclassic.com/2019/07/n.html
知っていたので、一斉に羽ばたく蛾のシーンはワクワクした。

ついでにポンゴとパティータも。
https://kids.disney.co.jp/character/pongo-perdita.html
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